Column >防犯ブザーの分解
2016/9/8 防犯ブザーの分解

電子機器をただただ分解してゆくシリーズの第五弾です!

今回分解するのはこちら

防犯ブザーです!

いたってオーソドックスなタイプの防犯ブザーだと思います。
紐を引っ張って抜くか、赤いボタンを押すとブザーが鳴って、
青いボタンを押すとライトが光るようになっています。

この防犯ブザー、昔は紐を抜くとピヨヨヨヨ!と元気よく鳴いていたのですが、
今では電池が切れかかってるのか
ゲゲゲゲゲ蛙の鳴き声みたいな音を出すようになってしまいました。

特に今後使うわけでもないので、さくっと分解してみることにします。



まずは裏側についている3つのネジを外します。




ネジを外した後は、マイナスドライバーで外のケースをはがします。
中はこんな風になっています。

左の真ん中の方にボタン型の電池が4つ入っているのが見えますが、
この電池はさっきの3つのネジを外さないと取り替えたりできないようになっています。
普通の電子機器なら、電池はネジを外したりしなくても、
カバーを外すだけで取れるようになるのが普通だと思います。

ですが、防犯ブザーの場合は、不審者が出たりしてブザーを鳴らす必要が出たときは、
ずっとブザーが鳴っていてほしいと思うので、
例えば不審者が出てブザーを鳴らしたは良いものの、相手にブザーをひったくられて
電池を捨てられる、みたいなことを防ぐためにわざと電池を外しにくくしてあるのかなと思いました。



この後は、基盤とボタンを固定するためのネジを外して分解は一通り終了なのですが、
個人的に発見だなと思った部分がありました。

奥の方の赤いボタンと青いボタンの部分なのですが、
2つのボタンの間の方に黄色い線に繋がった鉄の板があります。
この黄色い線は電源の線で、赤いボタンと青いボタンの金属部分が触れると
電気が流れて光ったりブザーが鳴ったりするようです。

電子的な知識は全然持っていないので、こういうやり方がよくあるものなのかは分かりませんが、
ボタンが2つでもまとめられるところはまとめてしまおうという考えは賢くて良いなあと思います。




こんな感じで今回は終了です!

機能としては光を出すことと音を出すことの2つなので、やはりというべきか
部品の数は大分少なめでサクッと分解することが出来ました。
ネジや電池以外の部品は樹脂か何かでくっ付いていたので、
分解というよりかは、ただネジを取っただけみたいになってしまいましたが、
まあ良しとしましょう。
    Please
    Share!
  • feedly
  • facebook
  • twitter
  • hatena bookmark
  • pocket
  • Google plus

inserted by FC2 system