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2016/3/22 犬ロボットの分解(SEGA Toys 2000 PAT.P)

結構前に、fictivというサイトで任天堂のコントローラーを分解している記事を見たんですよ。

http://blog.fictiv.com/posts/nintendo-controller-teardown-part-1 http://blog.fictiv.com/posts/nintendo-controller-teardown-part-2

古いものだとファミコンのコントローラーから、新しいものはWii Uのゲームパッドまで綺麗に分解されていて、 なんだか面白そうなので自分でもやってみたいなぁと思ったものの、 ホイホイとゲーム機を分解に使えるほど金持ちなわけでもないので、 何か手ごろなのがないかなぁと家の中を探してたらこんなのを見つけました。


SEGA Toys 2000 PAT.Pというものらしいです。2000とあるので製造されたのは2000年でしょうか?頭についてるボタンを押してやると目が何通りかに光ったり、 ワンワン鳴いたり歩いたりする犬のロボットです。買った当初は確かに遊んでた記憶があるんですが、ここ数年(十数年?)は誰の目にも触れられずに 埃を被るだけの日々を過ごしていたようなので、今回の試みに大抜擢されましたよ。





外側はねじ止めされてたのでドライバーでゴリゴリ外していきます。
一番外側にあるのは当然といえば当然ですが電池ケースですね。





電池ケースと頭のボタンをずらすと、目の部分の回路が見えてきましたよ。

この部分の分解を進めていくに当たって、個人的に感動した部分があります。
下の写真を見てください。




だってこの部分って外側からじゃ全く見えないんですよ。
誰に見せるわけでもないのに(いや、今こうやって見てるんですが)
しっかりと色の並びが揃っていて、このきめ細やかさは見習いたいですよね。





目の部分の回路の表側はこんな感じです。
アクリル板の表面に窪みをつけて、下からLEDでピカーっとやってるみたいですけど、
アクリル板の方にLEDの頭の形の切抜きを作っておいてそこにLEDをはめ込んで固定してるのが
凄く頭良いなぁと思いました。





目の部分は色々と凝ってて凄いなと思いましたが、回路的には犬の上顎部分の方が
よりビッシリと詰まっていました。
こっちは音声を担っている上に、他の部分へのコネクタも全部繋がってたので、
ここから犬の身体全体に指示を送ってるんでしょうね。

上顎に脳味噌のある犬……




そんなこんなで分解は進んで、最終的にこんな感じになりました。
このコラムを書いてて気付いたんですが、犬の下半身を分解する写真を全く撮ってませんでした!
下半身はほとんど回路が入っていなくて、ねじがやたらと外しにくい位置についてましたよ。

こういうおもちゃの分解をするのはパズルみたいで楽しいので、
100均のLED系の商品を色々と買って分解してみるのも面白そうだなと思います。

以上、ごみの分別はしっかりやろうという話でした( )
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