CD Review > Dream Theater
Dream Theater
アメリカのプログレッシブメタルバンドです。
デビューした頃はその音楽性から「Rush meets Metallica」なんて呼ばれていたそうで、
確かに1stアルバムはその2つのバンドからの影響を感じさせる作りになってましたけど、
2ndアルバムで一気に垢抜けて、今ではプログレメタルの代表格になってますね。

アルバムによってヘヴィ路線だったりマイルドな路線になっていたりはしますが、
プログレとメタルを混ぜ合わせつつもある程度の聴きやすさをしっかりと残しているところが
Dream Theaterの良い部分だなぁと思います。
Images And Words

1.Pull Me Under
2.Another Day
3.Take The Day
4.Surrounded
5.Metropolis, Pt.1: The Miracle And The Sleeper
6.Under A Glass Moon
7.Wait For Sleep
8.Learning To Live

 1992年発表の2ndアルバムです。世間的にも名盤と名高いアルバムで、今でもDream Theaterのアルバムではこれが一番好き!という人が (自分を含めて)結構多いみたいです。

 自分はこのアルバムを買う前にベストアルバムをレンタルしてたので、1曲目から3曲目までは 前からそれなりに聴いていたんですよ。それで、「あぁ、この3曲どれも良い曲だし、2ndアルバムの中でも特に良かったのがこの3曲だったんだろうなぁ」 とか思ってたんですが、そんなことはなくって、もうどれがベストアルバムに入っててもおかしくないだろって感じの出来なんです!

 アルバム1曲目は、アルバム中唯一ヘヴィ系な曲で、しっとりバラードな2曲目と来るんですが、 3曲目以降はこのアルバムの真髄発揮といった感じで、爽やかプログレメタルのオンパレードなんです。 どの曲も始まってから終わるまでの間にいくつも展開があって、プログレ特有のテクニカルなパートを挟みつつも、 メロディアスさが全然失われていないんですよね。

 このアルバムからお気に入りを選べと言われると中々難しい話ですが、特に気に入ってるのは3,4,8曲目です。 3曲目はVoのラブリエのハイトーンからギターがギューンと入ってきて幾つもの展開を見せていくところが美しいです。 4曲目は穏やかな出だしから段々上がっていく感じがたまりませんね。爽快感はアルバム1だと思います。 8曲目は10分以上の大作です。それまでの曲に比べて全体的に哀愁が漂っている感じがします。 後半で7曲目のメロディを入れてくるニクい演出が素敵ですし、最後のコーラスの部分なんかは哀愁の塊みたいな感じで 凄くグッときますし、この部分を聴くたびに「このアルバム聴いてよかったなー!」と思わされます。 ゴリゴリのメタルが聴きたい人というよりは、明るいプログレが聴きたい人向けのアルバムかな?という気がします。
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